【非行】大阪・高槻市・中学生殺人事件はなぜ起こったか 心理カウンセラーの視点から

ここ大阪でも、とうとう中学生の殺人事件が起こってしまいました。詳細については、さらに詳しい情報が報道された上でコメントしたいと思います。

中学生になると、いわゆる「非行・不良」という子だけでなく、「家庭での居心地が悪い」「親子の関係がうまくいってない」「友だちと一緒にいないと不安でたまらない」という子が増えてきます。万引きやケンカといった行動までは起こさないものの、夜になるとふら~っと家から出て行ってしまう子、それに誘われたら気軽に(断れずに)つきあってくれる子も増えます。つまり、非行傾向の子は単独行動はほとんどせず、必ず二人以上で行動するというのも一つの特徴でしょう。もし、一人でいるところを見かけた場合は「友だち探し」をしているのかも・・。

そんな子たちは家の居心地が悪いとか、さびしいなどの理由で外出(家出)するため、特にこれといった目的なしに行動する傾向があります。もちろん、「あそこに行けば○○がいる」という「アテ」があればそこに向うことも。それぐらい・彼ら・彼女らは寂しさを紛らわせる(=楽しくすごしたい)ということを第一に行動しているような気がします。

しかも、彼ら・彼女らは常に「遊んでくれる子・相手をしてくれる子」を欲しています。場合によっては、見知らぬ人でも、気軽に・フレンドリーに接してきたら、その誘いにのってしまうかも・・。

もちろん、これが今回の殺人事件の真相かどうかはわかりません。詳しくわかり次第、修正・加筆したいと思います。

淀屋橋心理療法センター

所長 福田俊一(精神科医・心療内科医・児童精神科医)

担当 小川和夫(不登校・非行問題研究室長 心理カウンセラー・ファミリーセラピスト)