【非行】受験する私立高校を決定する際の親子の葛藤

三学期が始まり、中学三年生の子にとってはいよいよ「私立高校」の願書を提出時期です。二学期終わりの三者面談ではおおよその受験校を担任の先生から示されたことでしょう。学力や内申書の悪い子の場合は「○○高校を専願受験で」と、かなり絞った条件を示されることもあるようです。

非行傾向の子は、二学期の終わりに上記のような大事な話をされたとしても、冬休みに入ってしまうと一気に「夜遊び・深夜徘徊」「毎日どこかに行っては遊びっぱなし」と、気が緩んでしまう子が多く、極めつけは大晦日。「友だちとオール(ナイト)で、初日の出・初詣」という話をよく耳にします。親御さんの思惑とは裏腹に、冬休みの間に親子で高校受験に向けて真剣に向き合う・話し合うのは難しかったのでは?。

三学期が始まり、私立高校受験の願書提出期限が迫る中、親の話題は目先の「私立高校」の話に偏りがち。しかも、期限が迫ってくるだけに親御さんも子どもの顔を見るたびに口をすっぱく言ってしまい、一方の子どもからは「わかってる!」「うるさい!」と、ほとんど話の土俵には上がってくれません。

実は、こんな時こそ「話の進め方のテクニック」があるのです。子どもさんのタイプによって違ってくるため、一概には言えませんが、どちらかというと「急がば回れ」戦法の方が功を奏することが多いようです。対応に苦慮しておられる場合は是非ご相談ください。「その子向きの具体的な対応」をアドバイスいたします。

淀屋橋心理療法センター

所長 福田俊一(精神科医・心療内科医・児童精神科医)

担当 小川和夫(不登校・非行問題研究室長 ファミリーセラピスト・心理カウンセラー)