【非行】大阪・高槻市・中学生殺人事件はなぜ起こったか 心理カウンセラーの視点から

ここ大阪でも、とうとう中学生の殺人事件が起こってしまいました。詳細については、さらに詳しい情報が報道された上でコメントしたいと思います。

中学生になると、いわゆる「非行・不良」という子だけでなく、「家庭での居心地が悪い」「親子の関係がうまくいってない」「友だちと一緒にいないと不安でたまらない」という子が増えてきます。万引きやケンカといった行動までは起こさないものの、夜になるとふら~っと家から出て行ってしまう子、それに誘われたら気軽に(断れずに)つきあってくれる子も増えます。つまり、非行傾向の子は単独行動はほとんどせず、必ず二人以上で行動するというのも一つの特徴でしょう。もし、一人でいるところを見かけた場合は「友だち探し」をしているのかも・・。

そんな子たちは家の居心地が悪いとか、さびしいなどの理由で外出(家出)するため、特にこれといった目的なしに行動する傾向があります。もちろん、「あそこに行けば○○がいる」という「アテ」があればそこに向うことも。それぐらい・彼ら・彼女らは寂しさを紛らわせる(=楽しくすごしたい)ということを第一に行動しているような気がします。

しかも、彼ら・彼女らは常に「遊んでくれる子・相手をしてくれる子」を欲しています。場合によっては、見知らぬ人でも、気軽に・フレンドリーに接してきたら、その誘いにのってしまうかも・・。

もちろん、これが今回の殺人事件の真相かどうかはわかりません。詳しくわかり次第、修正・加筆したいと思います。

淀屋橋心理療法センター

所長 福田俊一(精神科医・心療内科医・児童精神科医)

担当 小川和夫(不登校・非行問題研究室長 心理カウンセラー・ファミリーセラピスト)

父親も母親も厳しいのに非行に!

「非行に走っている子」といえば、その原因は「親が甘やかしている」「親が放ったらかしにしているから」と思われている方が多いと思います。実際、カウンセリングに相談に来られる非行の子の友達の家庭によっては、そういった放任家庭があるのも事実のようです。

でも、淀屋橋心理療法センターに非行の相談にこられる親御さんは明らかに違います。「帰りが遅いと鍵をかけて締め出す」「いくら注意しても帰りが遅いときは警察に捜索願を出す」「毎日、顔を合わせると説教ばかりしている」「連絡しても出ないので携帯電話・スマホの契約を打ち切った」「お小遣いを無しにした」など、かなり厳しい対応をとられる親御さんも少なくありません。少なくとも、基本的には一般的な家庭よりは「もともと躾には厳しい」というご家庭の方が多い気がします。

それもそのはず、子どもの非行に悩んで当センターに来所されるだけでも、時間的・費用的な負担も少なくありません。東京や九州など、はるか遠方からわざわざ大阪までカウンセリングにこられる親御さんも多くの割合を閉めています。最近ではお仕事をされているご両親も多く、カウンセリングの日程調整が難しい場合、わざわざお休みや半休(半日休暇)をとって来られ、カウンセリングが終わるや否や、お仕事に向われる親御さんも少なくないのです。

「淀屋橋心理療法センターに非行の相談に来られる親御さんひと一倍、わが子の非行に悩み、なんとか解決したいという熱意の強い人」ということが言えると思います。

非行専門カウンセラーとしても、熱意(非行解決へのモチベーション)の強い親御さんほど、カウンセリングの成果も上がりやすいというのを実感しています。カウンセラーは、その熱意を大事にしつつ、その熱意をどのように非行の子に表現すれば良いか、的確なアドバイスに努めています。時には「厳しい対応を、少しこんな風に変えてみてください」「携帯電話・スマホの解約は最後の手段にしてください」「深夜遅くに帰宅した場合、咎めるだけでなくこんな対応の方が得策ですよー」「非行問題だけに目を奪われがちですが、日ごろからのムード作りも重視してください」など、親御さんができる最良の方法をアドバイスさせていただきます。特には「その対応では甘すぎるのでは・・」と疑問を持たれる親御さんもおられます。もちろん、どんな理由でその対応をお勧めするかも丁寧に説明させていただきます。

不登校・非行のカウンセリング淀屋橋心理療法センターlogo

淀屋橋心理療法センター(in大阪)(公式HP=https://www.yodoyabashift.com/)

所長 福田俊一

担当 小川和夫(非行専門外来カウンセラー)

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新年は1月6日(月)から診療いたします。

皆様、新年明けましておめでとうございます。

このブログを立ち上げてもうすぐ一年になります。

昨年の12月は「かけこみ事前相談」が急に増え、次々と予約をとっていただきました。

そのため、1月前半はすでに予約がほぼ一杯の状況です。ちなみに、土曜日はご希望の方が最も多く、予約上限ギリギリの二ヶ月先まで予約で一杯です。

1月は少ないですが空きがございますので、年末年始の「オール」や、深夜徘徊など、子どもさんの非行問題に手を焼かれた親御さん、新学期からの登校も休みがちであったり、いわゆる「重役登校」をされてい子が増える時期です。中学三年生や高校三年生ならば、進学の子との温度差(勉強へのモチベーションの差)が大きく開くことも。

ぜひ、非行傾向の子どもさんが「投げやり・自暴自棄」になる前にご相談下さい。やけを起こしてしまった子の扱いはとても骨が折れるのです。

 

淀屋橋心理療法センター

所長 福田俊一

担当 小川和夫(非行・不登校専門カウンセラー)

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【非行のカウンセリング】 茶髪のまま新学期に登校しようとする子

夏休みが終わり、学校によっては始業式はまちまちですが、新学期を迎える時期になりました。この時期に非行の子のことで親や教師を悩ませるのが「茶髪・金髪」や「ピアス」などの校則違反でしょう。

「夏休みだけ茶髪・金髪にさせてー。新学期には黒に戻すから」という約束もなんのその。せっかく染めた髪を黒染めする時にかなりの抵抗を示す子が多いようです。

「その髪じゃ学校に入れてもらえないよ」と「美容室予約したから髪を黒に戻しておいで!」と口をすっぱくして親が言っても、非行の子はなかなか聞き入れません。カウンセリングに来られている親御さんも新学期を迎えるにあたっての一番の心配は「宿題を終わらせる・ちゃんと朝起きて登校する」以外に、「校則違反のまま登校するのでは・・・」という心配が一番多いような気がします。校門でのチェックや、新学期早々の風紀チェックがあるのがわかっているのに、あえて黒染めをしない子。ここにも意外な非行の子の心理が働いているようです。

一つは「何か一つ自分らしさをアピールしたい」という子。それが茶髪・金髪やピアス。まるでその子のポリシーのように親がいくら注意してもいうことを聞きません。

もちろん、こんな子にもカウンセリングでは対応の工夫をして、校則違反を正す対応を考えます。頭ごなしに注意してもダメ・校則違反を引き合いに出しても聞く耳をもたない子。

非行の子にはそんな意思の強い・聞き分けの悪い子が多いのです。非行のカウンセリングでは親の対応の工夫の他、担任の先生に事前に相談をしたり、最初は別室登校からスタートさせるなどを方法などを試し、次第に黒染めにして教室に登校させる方法を考えます。

 

淀屋橋心理療法センター

所長 福田俊一

担当 小川和夫(非行・不登校専門外来カウンセラー)

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