【非行のカウンセリング】 茶髪のまま新学期に登校しようとする子

夏休みが終わり、学校によっては始業式はまちまちですが、新学期を迎える時期になりました。この時期に非行の子のことで親や教師を悩ませるのが「茶髪・金髪」や「ピアス」などの校則違反でしょう。

「夏休みだけ茶髪・金髪にさせてー。新学期には黒に戻すから」という約束もなんのその。せっかく染めた髪を黒染めする時にかなりの抵抗を示す子が多いようです。

「その髪じゃ学校に入れてもらえないよ」と「美容室予約したから髪を黒に戻しておいで!」と口をすっぱくして親が言っても、非行の子はなかなか聞き入れません。カウンセリングに来られている親御さんも新学期を迎えるにあたっての一番の心配は「宿題を終わらせる・ちゃんと朝起きて登校する」以外に、「校則違反のまま登校するのでは・・・」という心配が一番多いような気がします。校門でのチェックや、新学期早々の風紀チェックがあるのがわかっているのに、あえて黒染めをしない子。ここにも意外な非行の子の心理が働いているようです。

一つは「何か一つ自分らしさをアピールしたい」という子。それが茶髪・金髪やピアス。まるでその子のポリシーのように親がいくら注意してもいうことを聞きません。

もちろん、こんな子にもカウンセリングでは対応の工夫をして、校則違反を正す対応を考えます。頭ごなしに注意してもダメ・校則違反を引き合いに出しても聞く耳をもたない子。

非行の子にはそんな意思の強い・聞き分けの悪い子が多いのです。非行のカウンセリングでは親の対応の工夫の他、担任の先生に事前に相談をしたり、最初は別室登校からスタートさせるなどを方法などを試し、次第に黒染めにして教室に登校させる方法を考えます。

 

淀屋橋心理療法センター

所長 福田俊一

担当 小川和夫(非行・不登校専門外来カウンセラー)

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