GW後の非行悪化は「五月病?」「怠け?」

5月になると、不登校の相談と同じく非行の相談の増えてきます。一つの要因はGW(ゴールデンウイーク)をはさんだことでしょう。

4月に入学して仲間ができてきたところにゴールデンウイーク到来!。非行傾向やさびしがり屋の子はすかさず友だちと遊ぶ約束をし、急に帰宅時間が遅くなる事があります。定番の遊び場はゲーセン(ゲームセンター)にカラオケ、それにラウンド・ワンに代表される複合施設。ボーリングやスポッチャではしゃいだり、今はキャンペーンのせいかずいぶんとあまりお金をかけずに長時間あそべるようです。また、今でも公園やコンビニで夜遅くまでだべってる(おしゃべりしている)のも定番の一つのようです。

4月はそれなりに緊張感があったものの、ゴールデンウイークで気がゆるんでしまうと、まじめに登校するのがだるくなりがちに。平気で遅刻したり、ちょこちょこ休みはじめたりと、5月になると非行傾向の子にも悪い変化が訪れます。

もちろん、五月に調子を乱すという意味では「五月病」に近いとも言えます。ただ、wikipediaなどによると、五月病は社会人や大学生などに使われることが多いようで、中学生や高校生はあまり対象とはされていないような感じです。そうなると、親御さんや教師の判断は「怠け」ということに・・。しかし、単に「怠け」の一言だけでは片付けられないところもあるのです。

非行のカウンセリングを長年担当していますと、非行傾向の子は意外とデリケートな子が多く、態度は悪いものの、内心では「居場所がないなー」「さびしいなー」と感じている子も多いのです。短い休み時間や昼休みだけでは、満足できるほど楽しめないのでしょう。それよりも、授業がわからなくて苦痛とか、態度が悪くて教師から注意をしょっちゅう受けるようになると、ますます学校から足が遠のいてしまいます。

こんな時に親御さんができることをアドバイスするのが当センターです。時には学校の先生に協力依頼をしていただくこともありますが、家庭での会話(学校でのグチや不満)などを聞いてやるだけでも、気分転換できる子もいます。ずるずるいって、夏休みにいっそう非行が悪化するのだけは避けたいものです。

不登校・非行のカウンセリング淀屋橋心理療法センターlogo

淀屋橋心理療法センター(公式HP=https://www.yodoyabashift.com/)

所長 福田俊一

担当 小川和夫(不登校・非行専門外来カウンセラー)

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【非行・不登校】留年への親の焦り

子どもさんの非行の相談でも、不登校で、かつ留年のピンチが迫っている高校生の場合、最初に来所される時期によっては解決率が大きく違ってきます。

非行に走り始めたばかりや夜遊びがすぎて登校に支障をきたし始めた、登校はしているが不良の子とつきあい出したなど、いわゆる初期(または中期)段階ならば、非行のカウンセリングに専念できます。留年までに少し余裕があるからです。

ところが、あと数日で進級や卒業が決まるギリギリの状態でのかけこみ相談の場合、なかなかそうはいきません。親御さんは目先の進級(卒業)に意識がいきすぎて、「今日はどうすれば良いか」「登校するように強くうながして良いのか」「父親が厳しく言うべきか」など、「今すぐ、どんな手を打てば良いか」といった質問に集中してしまいがちです。

親御さんのあせりが強すぎる場合の対応は、どうしても「先走って言ってしまう」「子どもへの説得に終始する」となり、かえって親子の関係がこじれてしまう結果になることがあります。

淀屋橋心理療法センター
所長 福田俊一
小川和夫(不登校・非行専門カウンセラー)

 

【非行の対応】子どもを「変えない」対応

子どもの非行を解決するためにカウンセリングにきているのに「子どもを変えない」とは。

何だかピンとこないかもしれません。実は、これはあるお母さんの名言なのです。

カウンセリングが終了してまもなく、一通のFAXを頂戴しました。

「お世話になりました。お陰様で息子は・・・・。ふりかえってみると、私は息子を変えよう変えようとしてきたからこうなってしまったのだと思います。淀屋橋心理療法センターで教わったのは、息子を変えるのではなく、息子が居心地が良いと思うのはどんな家庭か、今はどんなことに関心があるのか、そこに目を向けてやればきっと親を必要としてくれる。その事にやっと気がつきました。本当にありがとうございました。  ○○の母より」

必ずしも「親が変われば子も変わる」とは限りませんが、思春期の非行の子にとって「あれダメ、これダメ」ばかり言われれば、どうしても反発してしまいます。特に非行傾向の子は、さらに外へ外へ(不良化・夜遊び・バイクなど)と気持ちが向いてしまいます。

 

淀屋橋心理療法センター
所長 福田俊一
小川和夫(不登校・非行専門カウンセラー)

怠学・怠けの子への親の対応をカウンセリングで

学校に行きたくても行けない「不登校・登校拒否」と違い、周囲から見て「行く気もやる気もなさそう」に見える子がいます。一般的に、受容してやるべき不登校と区別する上で怠学(怠け)というレッテルを貼られることがよくあるようです。

淀屋橋心理療法センターでは「不登校」以外にも「非行」も得意としていますが、どうやら「怠学(怠け)」と呼ばれている子たちは、当センターで考えている「非行」に近い分類として扱われているようです。

※当センターでは厳密な意味では「非行」と「不良」は区別しています。

当センターでは、親御さんが根気強くしっかりと対応していただければ、非行や怠学の子でもかなりの高確率で快方に向かわれます。学校の先生方やクラスメートたちのサポートがあればなおさらです。

一方、「淀屋橋心理療法センター=家族療法」ですので、親御さんに対応の工夫をする気力や余裕がなければお手上げです。特に、非行や怠学の子への対応は手を焼きます。また、学校の先生方がいくら授業中に熱心に指導したり説教しても怠学が改善しない事もしばしばあるでしょう。それほど、家族(親)の対応による影響力が大きいということでしょうか。

非行タイプの特徴でもあるのですが、「怠けている」と「怠けているように見える」は紙一重です。「寂しがり屋だから、誰かにサポートしてもらえないとやる気が湧いてこない」「クラスで居場所がない・活躍の場がない」といった場合にも、不登校になったり、登校しても「怠けているように見える態度」をとる場合もあるでしょう。それほど、怠けている(怠学)の裏には、表向きからは想像できない理由が隠れていることがあるのです。

「わが子を何とかしてやりたい」と切望されている親御さん、根気強く対応する気のある親御さんは、ぜひ一度ご相談ください。