【非行】大阪・高槻市・中学生殺人事件はなぜ起こったか 心理カウンセラーの視点から

ここ大阪でも、とうとう中学生の殺人事件が起こってしまいました。詳細については、さらに詳しい情報が報道された上でコメントしたいと思います。

中学生になると、いわゆる「非行・不良」という子だけでなく、「家庭での居心地が悪い」「親子の関係がうまくいってない」「友だちと一緒にいないと不安でたまらない」という子が増えてきます。万引きやケンカといった行動までは起こさないものの、夜になるとふら~っと家から出て行ってしまう子、それに誘われたら気軽に(断れずに)つきあってくれる子も増えます。つまり、非行傾向の子は単独行動はほとんどせず、必ず二人以上で行動するというのも一つの特徴でしょう。もし、一人でいるところを見かけた場合は「友だち探し」をしているのかも・・。

そんな子たちは家の居心地が悪いとか、さびしいなどの理由で外出(家出)するため、特にこれといった目的なしに行動する傾向があります。もちろん、「あそこに行けば○○がいる」という「アテ」があればそこに向うことも。それぐらい・彼ら・彼女らは寂しさを紛らわせる(=楽しくすごしたい)ということを第一に行動しているような気がします。

しかも、彼ら・彼女らは常に「遊んでくれる子・相手をしてくれる子」を欲しています。場合によっては、見知らぬ人でも、気軽に・フレンドリーに接してきたら、その誘いにのってしまうかも・・。

もちろん、これが今回の殺人事件の真相かどうかはわかりません。詳しくわかり次第、修正・加筆したいと思います。

淀屋橋心理療法センター

所長 福田俊一(精神科医・心療内科医・児童精神科医)

担当 小川和夫(不登校・非行問題研究室長 心理カウンセラー・ファミリーセラピスト)

【非行】中1の子の殺害事件。その背景にある人間関係は?

この事件を「非行問題」と呼んで良いのかどうか、このところ「中1男子」の子が殺害された事件が毎日のように報道されています。本日のニュースでは「少年グループに事情聴取」。実に20人ぐらいの中学生や高校生との接点があったと。テレビでインタビューを受けた少年は(年上の少年たちは)「接しやすい人」と肯定的なコメントを。でも、殺害方法は頚動脈をきられている・・・。「いったいどんな連中が・・」。司会者の言葉が頭に残ります。少年たちが事情聴取中とのこと、いつになると事実がわかるのでしょうか。

「万引きや不登校を強要され、断ると・・」など、友人に語っていた。

「担任が電話で話をした。電話は10回以上」

その後、担任は母親とも話をしている。

「パン食べる?・・」これが最後の親子の会話。

不登校や非行のカウンセリングを担当している私にとって、「万引き」「不登校」というコメントを耳にすると、どうしても意識してしまいます。

淀屋橋心理療法センターがお手伝いしている「非行」の子の中には、「万引き」をする子は確かにいます。しかし、殺人事件は今のところ耳にしたことがありません。

これから取り調べ・報道が進む中で事実や真相がわかってくると思いますが、加害者の少年たちは元より、被害者の子の置かれた事情が何より気になります。イヤイヤながらも断りきれず加害者の子たちとつき合わざるを得なかったのか、「超さびしがり屋で、とにかく友だち=居場所」が欲しい子だったのか。今後の報道に注目したいと思います。

 

不登校・非行のカウンセリング淀屋橋心理療法センターlogo

淀屋橋心理療法センター(公式HP=https://www.yodoyabashift.com/) ←クリック!

所長 福田俊一

担当 小川和夫(不登校・非行問題研究室 室長 ファミリーセラピスト・心理カウンセラー)

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【非行・不登校の子の夏休み】朝から夜中までLINE、LINE、LINE

今やほとんどの高校生がスマホ(スマートフォン)を持っていると言っても過言ではありません。中学生で持っている子も多く、中には親のスマホをつかいまくっている子も多いようです。

スマホでいったい何をやっているのかというと、ゲームやメールはもちろんのこと、ほとんどの時間を「LINE」に使っているようです。朝起きたらまずLINE食事を摂っている時もLINEテレビを観ながらLINE部屋に入っている間もLINEと、一日中LINE漬けの生活をしている子が多いのです。

特に夏休みはLINE漬けの絶好の時期であり、親にとってはイライラのストレスが溜まる一方でしょう。学校の時間がLINEの時間に変わっただけといっても過言ではありません。特に、夏休みは毎日が休みなので、夜中や朝方までLINEをしている子もめずらしくありません。

非行の子は、ゲーセン(ゲームセンター)に入り浸り・不良の子とのつき合い・深夜徘徊など、以前は家に居着かない子がほとんどでしたが、携帯メールやスマホでのLINEが普及するにつれ、「家にいても常に不良や非行の友達とつながっている」という状況に変わり、相変わらず親子の会話もないというのはもどかしい限りです。

ただし、淀屋橋心理療法センターでは、このLINEを利用する方法も視野に入れてカウンセリングにあたっています。たとえば、親とは顔をあわせての会話がないものの、LINEでなら返事したりコミュニケーションがとれる子もおり、使いようによってはLINEは非行改善の有効手段であるとも言えるのです。

 

淀屋橋心理療法センター

所長 福田俊一

担当 小川和夫(非行専門外来カウンセラー)

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夏休みの非行のピンチを親の対応で悪化防止|非行のカウンセリング治療。不良・非行のカウンセリングの専門外来

 非行の子を持つご両親にとって、夏休みは最大のピンチ(不安・心配)ですね。淀屋橋心理療法センターでも、7月・8月・9月は非行の子のカウンセリングのご相談が急増します。

淀屋橋心理療法センターは今年で設立30周年を迎えました。もちろん、非行をはじめ、不登校のカウンセリング治療は設立当初から、相談件数が多く、その分、治療経験を積むことができました。今では「非行・不登校専門外来」ができるほど、当センターにとって、「非行」のご相談は得意分野の一つになっています。

しかし、淀屋橋心理療法センターでは、「どんな非行の子」の問題でも解決できるとはいえません。これまでの経験から、非行問題が解決しやすいのは「非行に走り始めた初期段階からカウンセリングをスタート」される親御さんや、「悪いことをしているけど、子どもが可愛い。何とかして非行から脱出させてやりたい」と強く願っておられる親御さんからのご相談です。

当センターのカウンセリングは万能ではありません。何より、当センターでは非行カウンセリングの主役は親御さんなのです。主役の親御さんのモチベーションがしっかりしていれば、私どもの非行のカウンセリング治療のノウハウも有効利用でき、非行の短期解決も可能性も高まります。

非行の子は学校では、「学校では『怠け者』『校則違反の常習犯』『教師に対して反抗的』というタイプの子もおられますが、親御さんの対応でなんとかなることも多いのです。できれば、担任の先生や生徒指導の先生の協力が得られれば何よりです。

家でも非行の子は「『帰ってきたらゲームセンターに入り浸り』『深夜徘徊がひどい』『警察に補導されたことがある』『万引きで親が呼び出され、頭を下げたことがある』・・といった状況でも同じです。

このような危機(子どものピンチ)をカウンセリングによって親の力でなんとか解決してやりたいというお気持ちが何より大事なのです。反対に「若い頃の非行や不良は当たり前。大人になれば落ち着くだろう」とお考えの非行問題に対して楽観的な親御さんや、「何を言ってもダメだから、もう何も言わない方がいいかも」といった非行問題に対して受け身な親御さんの場合は、淀屋橋心理療法センターの非行専門外来のいえども、カウンセリングの効果がのぞめない可能性があります。

子どもの非行問題解決は、親の熱意(モチベーション)と、非行が始まってからの早期対応(先手をうつ=カウンセリングを早めにスタート)というのが非行問題解決の重要テーマといえます。

 

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淀屋橋心理療法センター・非行専門外来

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【非行】親からみた非行の深刻度チェックリスト

非行の深刻度チェックリスト(非行+不登校+α)

 

淀屋橋心理療法センターでは、中学生・高校生の「非行」の子のカウンセリングは得意分野の一つです。また、「不良とのつきあい」「喫煙・飲酒」「万引き」「深夜徘徊・夜遊び」「不登校」「怠学」などの問題がからむことが多いもの。親だけのカウンセリングでどこまで非行問題を解決できるのか。まず、非行の深刻度のチェックリストをお試しください。

「非行の深刻度チェックリスト」のページへ。

 

淀屋橋心理療法センター

所長 福田俊一

担当 小川和夫(不登校・非行専門外来カウンセラー)

非行問題の解決事例 「挫折」から「悪い先輩との夜遊び」へ。しかし・・・

非行問題の解決事例

サッカーを頑張っていた子に或る日とつぜん悲劇が!

S太は小学校からずっとサッカーを続けてきた。チームのエースストライカーで将来も有望視されていた。もちろん、中学生になってもサッカー部に入り、一年生のうちにレギュラーの座も獲得した。非行とは全く無縁な子だったのだ。そんなS太を悲劇がおそったのは中2の4月だった。練習中に利き足を骨折してしまったのだ。しかも、全治数カ月。

ここからS太の非行傾向が始まった。

なんとか不登校にはなっていないものの、毎晩のように「先輩と遊んでくる」と家を出ては、帰宅時間が日に日に遅くなっていった。「先輩」と呼ばれている相手の目星はだいたいついている。中学校の先生や警察からも目をつけられている一年上のK雄だ。S太の両親はすぐさまK雄とのつき合いを反対し、思いつくかぎりのK雄の悪口を言い、なんとか縁を切らせようと努力した。しかし、S太は反省するどころか、K雄をけなせばけなすほど親への反抗をつよめ、ついには親と顔をあわせるのも挨拶すらするのを嫌がるようになった。夏休みに入ると非行問題はいっそう深刻になっていった。親子の会話はほとんど無くなり、タバコ・ピアス・朝帰りと、みるみる非行度はエスカレートしていった。次第に両親の根気もうすれ、半ばあきらめムードが漂っていたところで、カウンセリングがスタートしたのだった。

S太のように「挫折」をきっかけに非行に走る子は多い。そして、「ぬけがら」「なげやり」に近い状態の子に、「サッカーがダメなら勉強でがんばれ」と励ます両親との間に大きな温度差(気持ちの差)が生じてしまう。皮肉なことに、そんな気持ちでいるときに限って、K雄のような不良・非行連中から「甘い声」がかかってしまうのだ。

 

非行問題解決の前に、S太と両親との膠着(こうちゃく)状態を何とかするため、カウンセラーは一つの課題を両親に出した。「親子の接点さがし」である。「テーマは何でもけっこうです。S太くんがよく口にする話題の中で、ご両親にも興味がもてるものを探して下さい。そして、次回までにその話が弾むようにがんばって下さい」。

両親は、課題の理由をカウンセラーから説明をうけたものの、それで息子の非行行動が良くなるのかどうか半信半疑だった。しかし、今のままでは良くならないことはわかっていた。父親は「サッカー」、母親は「晩ごはん」をそれぞれ話題に選ぶことになった。

一週間後の面接日。S太は最初こそノリが悪かったものの、父親との間でサッカーの話題で盛り上がるようになり、週末にはJリーグの試合を見に行く約束まで取りつけた。母親は、前々から晩ごはんのメニューや味付けに、いちいち口出しするS太をうっとおしく思っていた。それを今までは違って「聞いてやる=言わせてやる」ことにした。その結果、「文句はいっそう増えました。でも前のようにイヤそうな顔じゃないし、文句を言いながらもパクパク食べるんです」。そうです。まずは親子の会話が復活したのです。

両親ともに熱心に取り組んだため、最初の課題から大成功である。カウンセラーは、ひきつづき「S太の非行」ではなく、「親子の会話を弾ませる」ことを勧めた。

ある日、S太の口から意外な言葉が飛びだした。いつものようにK雄からの夜遊びの誘いの電話のあと、浮かない顔をしていると思っていたら「もう!、テレビみたかったのに!」と、突然グチをこぼしたのだ。

よくよく聞いてみると、K雄からの誘いは最初は嬉しかったものの、つき合いが長くなるほどにK雄の無理強いが増えていったようだ。また、いわゆる「使いっ走り」もよくさせられていたことがわかった。「いつもあいつの都合ばっかりや」「パシリばっかりさせられる」「あいつは万引きも平気でやってる」「あんな奴、捕まったらいいねん」と、次から次にK雄に対する不満が口をついて出てきた。

「挫折」から「悪い先輩との夜遊び」へ。しかし…

ようやく両親の努力が実を結びはじめ、非行問題の解決も見えてきた。K雄からの誘いはつづいたが、家ではK雄の悪口が日課となり、他にもいろんな話題で盛り上がるようになった。カウンセラーからは、課題が達成できるたびに、非行問題解決にむけての次のステップ(課題)がアドバイスされた。

あのままS太を責めつづけていたらどうなっていただろう・・。

所長 福田俊一
担当 小川和夫(不登校・非行専門外来カウンセラー)

怠学・怠けの子への親の対応をカウンセリングで

学校に行きたくても行けない「不登校・登校拒否」と違い、周囲から見て「行く気もやる気もなさそう」に見える子がいます。一般的に、受容してやるべき不登校と区別する上で怠学(怠け)というレッテルを貼られることがよくあるようです。

淀屋橋心理療法センターでは「不登校」以外にも「非行」も得意としていますが、どうやら「怠学(怠け)」と呼ばれている子たちは、当センターで考えている「非行」に近い分類として扱われているようです。

※当センターでは厳密な意味では「非行」と「不良」は区別しています。

当センターでは、親御さんが根気強くしっかりと対応していただければ、非行や怠学の子でもかなりの高確率で快方に向かわれます。学校の先生方やクラスメートたちのサポートがあればなおさらです。

一方、「淀屋橋心理療法センター=家族療法」ですので、親御さんに対応の工夫をする気力や余裕がなければお手上げです。特に、非行や怠学の子への対応は手を焼きます。また、学校の先生方がいくら授業中に熱心に指導したり説教しても怠学が改善しない事もしばしばあるでしょう。それほど、家族(親)の対応による影響力が大きいということでしょうか。

非行タイプの特徴でもあるのですが、「怠けている」と「怠けているように見える」は紙一重です。「寂しがり屋だから、誰かにサポートしてもらえないとやる気が湧いてこない」「クラスで居場所がない・活躍の場がない」といった場合にも、不登校になったり、登校しても「怠けているように見える態度」をとる場合もあるでしょう。それほど、怠けている(怠学)の裏には、表向きからは想像できない理由が隠れていることがあるのです。

「わが子を何とかしてやりたい」と切望されている親御さん、根気強く対応する気のある親御さんは、ぜひ一度ご相談ください。

非行の子(問題行動・不良)のチェックリスト

子どもの「非行」は親の対応で大きく変わる (非行のチェックリスト)

淀屋橋心理療法センターの不登校・非行・家庭内暴力専門外来ページも御覧下さい。左側の青色文字の部分をクリックすれば表示されます。

次のチェックリストは、日常生活の中で見つけやすいチェック・ポイントを集めております。(通常の医学的な診断基準とは異なります)

子どもの「非行」は親の対応で大きく変わる

 

まずは「A.」「B.」のチェックリストから、今の子どもさんにいくつ当てはまるかをチェックして下さい。

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A.学校では・・

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B.家庭では・・

 

では、A.B.につづいて、「C.」をチェックしてみて下さい。

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C.意外とこんなところがありませんか?

子どもの「非行」は親の対応で大きく変わる。

‥‥いかがですか?いくら「腹が立つ」「憎たらしい」と思っていても、「でも、かわいい」「何とかしてやりたい」という気持ちも強いのではありませんか。そんな気持ちと<意外とこんなところが・・>がたくさんあれば大丈夫。当センターでは多くのご相談をお受けしてきた中で、明確な解決の道筋がわかっています。<親の対応で子どもの行動は変わる>のです。決して性格を変えるのではありません。うまくいけば子どもさんが来所しなくても解決に導くことができます。

当センターでは短期解決にも力を入れています。特に、<治療開始から二ヶ月間>が解決の重要ポイントです。この間を両親で支え合っていただき、根気強く・徹底して対応していただくことで、確かな手応えを感じていただけると思います。また、それまで培ってきたノウハウを継続することで、その後は通所しなくてもご家族だけでがんばっていただくことも可能です。事前相談にお越しいただければ、さらに細かなことをお話しします。

不登校・非行・家庭内暴力専門外来ページ(←淀屋橋心理療法センター・公式HP)もどうぞ

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所長 福田俊一(精神科医 専門=家族療法)

担当 小川和夫(不登校・非行専門外来カウンセラー)

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