非行・不良の子が素直になる時

非行タイプの子は、常に「良くない子(不良)」というイメージがつきまといます。やっている行為(喫煙・夜遊び=深夜徘徊・たむろ・万引き・ゲームセンターへの入り浸り・乱暴な言葉づかい)や、見た目のだらしなさ(金髪・ピアス・ルーズな服装・目つきの悪さ)等、なかなか良い面が見つかりません。

親御さんがショックをうける極めつけは、学校から親が呼び出しを受けたり、停学処分になったり、万引きや暴力沙汰で警察に補導・検挙された時でしょうか。「ちゃんと育ててきたはずなのに、なんで非行に・・」。下げたくもない頭を下げまくり、教師や警察官の説教を聞かされる親御さんの憤り感は相当なものでしょう。

「せめて、これに懲りて少しでも反省してくれれば・・」と、わずかな期待をいだくものの、「うざい!」「だまれ!」と、非行の子からは全く反省の色がうかがえません。

非行タイプ(不良)の子は、悪い行為や見た目の悪さなど「悪い面」だけを捉えて反省をうながすと、たいてい反発したり反抗的な態度を示します。だからといって、親として容認するわけにはいきません。一筋縄ではいかない非行・不良の子。こんな子には親として一体どう接すれば良いのでしょう。

実は、非行タイプの子は誰に対しても反発しているわけではありません。例外的に素直な面をみせる人がいるのです。たとえば「友だちのお母さん」や特定の「教師」です。自分の親には反発するものの、友だちの親には素直な態度で接したり、きっちりと挨拶できる子もいます。中には、玄関で靴を脱ぎそろえて置く子もいるのです。

いったい親とは何が違うというのでしょうか。もちろん、「肉親・他人」の違いはありますが、意外と「子どもへの接し方」が違うことがあげられます。ちなみに、学校の教師の中で「なついている先生」と「なついていない先生」がいる場合、両者の子どもさんへの接し方の違いを比べてみて下さい。